「eフィーバー妖怪ウォッチ」は、2026年11月2日の導入が予定されているSANKYOのパチンコ機です。仕様を読む際は、RUSH「ヨーデルSONIC怪闘」と、RUSHにつながる機会がある「コマチャレンジ」を分けて考える必要があります。
公表されているRUSH突入率約61%と継続率約80%には、コマチャレンジでの引き戻しが含まれます。とくに継続率の74%と引き戻しの約22%は、対象となる段階が異なります。この二つを足して96%とする読み方は成り立ちません。以下では、2026年10月18日時点のメーカー公表値を、状態の移り変わりに沿って整理します。
導入予定日と正式な機種名
導入予定日は2026年11月2日です。10月18日時点では導入前の情報であり、各店舗の現在の設置状況を示す日付ではありません。メーカーの機種情報と店舗の設置情報は、確認する資料を分けます。
正式な機種名は「eフィーバー妖怪ウォッチ」です。「妖怪ウォッチ」という作品名だけで探すと、原作のゲームやアニメ、関連商品の情報も一緒に表示されます。機種の資料を探す場合は、「e」「フィーバー」まで含めた名称が一致しているか確認します。
店舗のページに「新台導入予定」と記載されていても、現在すでに遊技できる状態を意味するとは限りません。告知の掲載日と導入日を分ける手順は、水戸の新台告知と設置機種の調べ方でも扱っています。機種の発表を見つけた時点で、店舗への導入も完了したと判断しないことが前提になります。
導入前の比較では、メーカーが公表した仕様と、今後店舗が公表する営業案内を同じメモに混ぜない方法があります。前者には確率や出玉、後者には店舗名や設置日を記載すれば、どの情報が更新されたのかを確認できます。
通常時・RUSH・コマチャレンジの三つの状態
本機の数値を読むために、まず三つの状態を区別します。通常時はRUSHやコマチャレンジ以外の基本の遊技状態です。RUSHの名称は「ヨーデルSONIC怪闘」、コマチャレンジはRUSHへの引き戻しを抽選する100回の区間です。
| 状態・項目 | 公表値 | 対象 |
|---|---|---|
| 通常時の大当り確率 | 1/319.7 | 通常時の大当り |
| RUSH中の図柄揃い確率 | 1/41.9 | 特図2の公表値 |
| コマチャレンジ | 100回 | RUSH非突入時・RUSH終了後の区間 |
| コマチャレンジ中の図柄揃い確率 | 約1/399 | 同チャレンジ中の図柄揃い |
図柄揃いは、液晶の図柄がそろう結果を指す表現です。大当り確率という見出しと、図柄揃い確率という見出しは、その資料がどこまでを数えているか確認してから読みます。異なる状態の数字を一列に並べても、そのまま同じ抽選の比較にはなりません。
特図1・特図2は、仕様表で抽選や大当りの区分を区別するために使われる名称です。本機では、RUSH中の1/41.9が特図2の合算式に基づく値として案内されています。通常時の1/319.7と同じ形式の単独の抽選だと決めつけず、メーカーの見出しを付けたまま記録します。
状態名を省略すると、1/41.9で100回のコマチャレンジを受けるように読めてしまいます。しかし、コマチャレンジの図柄揃い確率には約1/399が案内されています。100回という回数と結び付ける確率を取り違えないよう、状態を先に確認します。
RUSH突入率約61%に含まれる範囲
メーカーが案内するRUSH突入率約61%は、特図1のRUSH大当りに加え、コマチャレンジでの引き戻しを含む数値です。初当り後の最初の分岐だけを表した割合として読むことはできません。
流れを文章にすると、初当り後にRUSHへ進む場合と、RUSHへ進まずコマチャレンジへ移る場合があります。後者にもRUSHへつながる機会があり、それを含めた突入率が約61%です。「初当り後、どこまでの機会を含めて集計するか」が、この数値の対象を決めています。
「約61%」だけを掲示した短い説明では、途中のコマチャレンジが省略されることがあります。仕様を確認する際は、直接RUSHに入る割合と、引き戻しを加えた割合を同じ名称で書かないことが必要です。本記事では、直接の割合が未確認のため、約61%から別の突入割合を逆算していません。
例えば、メモに「RUSH突入:約61%、コマチャレンジでの引き戻し込み」と書けば、何を含めた表示かを残せます。約61%という数字から、初当りごとに必ずその割合に近い結果が続くと予測することもできません。
RUSH突入の集計に引き戻しが含まれるからといって、コマチャレンジを最初からRUSHと呼ぶわけではありません。状態は別々のまま、RUSHへ到達する確率の計算に両方の経過が含まれる、という関係です。
コマチャレンジ100回の位置づけ
コマチャレンジは、RUSH非突入時とRUSH終了後に設けられる100回の区間です。初当りからRUSHへ入れなかった後と、いったんRUSHを経験した後の二つの位置で登場します。
同じ名称の区間が二つの場所にあるため、説明を読む際は「どの状態の後か」を付けます。初当り後のコマチャレンジを説明しているのか、RUSH終了後のコマチャレンジを説明しているのかを分けると、突入率と継続率の話が混ざりません。
100回は、区間の回数を示す値です。その間に図柄がそろうことや、RUSHへ戻ることを100%保証する数字ではありません。回数が設定されていることと、そこで望む結果が起こることは別の項目です。
メーカーは、コマチャレンジでの引き戻しを約22%と案内しています。およそ五分の一強という大きさを表す値ですが、5回経験すればそのうち必ず1回戻るという固定の振り分けではありません。一回ごとの結果と、確率の説明を分けます。
この区間を経た結果を記録する場合は、「コマチャレンジへ移行した回数」と「そこからRUSHへ戻った回数」を別々に記録します。RUSH中の継続と一緒に一つの欄へ書くと、どの段階での結果かを後から区別できなくなります。
74%と22%を足せない理由
継続率の説明では、RUSHの74%と、コマチャレンジの引き戻し約22%が示されています。74%はRUSHが継続する部分、約22%はRUSHで継続しなかった後のコマチャレンジで戻る部分です。後者の対象は、全体ではなく残りの26%です。
この関係を式にすると、「74%+26%×22%」となります。26%×22%は5.72%なので、全体では79.72%。公表されている約80%に相当する値です。これは丸められた割合を使った説明であり、機械の細部まで再計算した精密な数値ではありません。
74%と22%を単純に足すと96%になります。しかし、その計算では、すでにRUSHが継続した74%の側にもコマチャレンジの22%を割り当ててしまいます。コマチャレンジが関係するのは残り26%なので、その部分にだけ引き戻しの割合を掛けます。
割合の掛け算や分母の違いを先に確認する場合は、パチンコの確率表示と割合の基礎を参照できます。本機では、二つのパーセントが並んでいることよりも、その割合がどの集まりに対して使われるかを確認する必要があります。
この式は、結果が74回と5.72回に固定されるという説明ではありません。公表値を使って二段階の関係を表したものです。実際の短い遊技区間では、RUSHの継続やコマチャレンジの引き戻しが、この割合どおりの回数で起こるとは限りません。
100件の仮想例で引き戻しを区別する
二段階の違いを件数で表すため、RUSHの継続を判定する場面が仮に100件あるとします。これは計算のための仮想例であり、100人の実績や、本機を実際に試した結果ではありません。
74%の部分は、100件のうち期待値として74件に相当します。残る26件相当がコマチャレンジでの引き戻しの対象となり、その22%が5.72件相当です。この二つを合わせると79.72件相当になり、約80%という全体の説明になります。
仮想例に小数の件数が出るのは、実際に0.72件という出来事があるからではありません。確率を100件の規模へ換算した期待値だからです。実際の件数は整数ですが、計算上の平均的な件数には小数が現れます。
この100件を初当り100件と読み替えると、説明の対象が変わります。ここで整理したのはRUSH継続の場面であり、初当りからのRUSH突入を数えた例ではありません。約61%の突入率と約80%の継続率を同じ表に書くときも、行の見出しを残します。
記録上も、RUSHそのものが継続した結果と、コマチャレンジを経て戻った結果を区別できます。合算値では両方を含めても、その途中の演出や状態の経過まで同一になるわけではありません。
コマチャレンジの100回と、継続率の計算に用いた100件も別の単位です。前者は一つの区間の回数、後者は割合を件数へ換算する説明用の集まりです。「100」という数字が共通していても、同じ対象を数えているわけではありません。記録では、回と件の後ろに何を数えたかを添えます。
約80%から連続回数を決めることはできない
継続率約80%は、8回継続して2回終了するという10回単位の予定表ではありません。仕様上の一つの継続機会についての割合を示しており、個々のRUSHの連続回数は一定になりません。
継続が複数回必要な結果を考える場合、毎回その条件を満たす必要があります。約80%という数値だけを見て「十数回は続く」と決めることはできません。公表されている継続率と、特定の連続回数を達成する割合は、対象としている出来事が異なります。
同様に、直前にコマチャレンジで戻れなかったことから、次のコマチャレンジで戻る確率が上がったと判断する根拠もありません。過去の結果を並べた記録と、公表されている各状態の仕様は区別して読みます。
約80%の表記は、RUSHの74%だけでは説明しきれない引き戻しを含めた値として役立ちます。ただし、状態の経過を知りたい場面では、74%とコマチャレンジ約22%という分けた情報も必要になります。合算値は全体像、分けた値は途中の仕組みを確認するための情報です。
1,500個単位の出玉と払出表記
出玉表示では、3,000個や4,500個などの数値が案内されます。特図2についてのこれらの表示は、1,500個を複数回まとめたものです。3,000個なら1,500個×2回、4,500個なら1,500個×3回という内訳になります。
したがって、3,000個という数字を見て、単独の大当り一回に3,000個の払出があると即断することはできません。合計の表示と、その合計を構成する各大当りを分けて確認します。表示された出玉に付く条件も同時に読みます。
仕様表には10Rまたは2R、10カウント、賞球1・5・15個という記載があります。Rは大当りのラウンド数、カウントは各ラウンドの入賞数に関する表記、賞球は入賞時に払い出す玉数です。ラウンド数だけで出玉を決めず、どの入賞口や大当り区分の数値かまで確認します。
払出は、大当りなどで払い出される玉数の基準です。使用した玉を差し引いた増加分や、遊技開始時からの収支と同じではありません。3,000個や4,500個という表現を保存する際は、「払出」の語と「特図2」の対象を残します。
導入後の店舗案内を確認する場合も、機種の仕様と営業上の案内を分けます。導入日や入場案内の読み方は、八王子の新台・入場案内ガイドに整理されています。出玉の仕様表から、個別店舗の導入日や入場時刻を推測することはできません。
公表値を残すための機種メモ
本機の仕様は、状態名と数値を一組にしたメモにすると確認できます。とくに突入率と継続率には「引き戻し込み」という条件を付け、コマチャレンジを別の行に置きます。
- 通常時:大当り確率1/319.7。
- RUSH名:ヨーデルSONIC怪闘。
- RUSH突入率:約61%。特図1のRUSH大当りとコマチャレンジの引き戻しを含む。
- コマチャレンジ:RUSH非突入時とRUSH終了後に100回、図柄揃い約1/399。
- 継続率:約80%。RUSH74%と、残り26%に対する引き戻し約22%を組み合わせた説明。
- RUSH中の図柄揃い:1/41.9。特図2の合算に関する注記を併記。
- 出玉:特図2の3,000個や4,500個は1,500個の複数回分で、払出表示。
参照資料はSANKYO「eフィーバー妖怪ウォッチ」の公式スペックページです。2026年10月18日時点の公表情報を使用しています。本文の100件の例は割合の対象を説明するための計算例であり、実測データではありません。
継続率の欄には「74%+26%×22%≒80%」と添えると、コマチャレンジの22%を適用する相手が、全体ではなくRUSHで継続しなかった26%であることを確認できます。









