明治安田J1リーグ第7節、東京ヴェルディvsジェフユナイテッド千葉が味の素スタジアムで行われます。開幕から6試合勝利なしで唯一の未勝利クラブとなっている東京Vと、実に17年ぶりとなるJ1勝利をつかんだばかりの千葉。両クラブの現在地が対照的なだけに、それぞれの物語が交錯する一戦です。
対戦の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | 2026/27シーズン明治安田Jリーグ(J1)第7節 |
| 日程 | 9月13日(日)18:00キックオフ予定 |
| 会場 | 味の素スタジアム |
| 対戦カード | 東京ヴェルディ(ホーム)vsジェフユナイテッド千葉(アウェー) |
| 中継 | DAZN配信 |
東京ヴェルディ:開幕6戦勝ちなしはクラブワースト級、城福監督は責任を明言
東京Vは城福浩監督(65)のもと、直近の第6節・C大阪戦をスコアレスドローで終え、開幕から6試合勝利なしという状況が続いています。これは2002年・2004年に並ぶクラブワースト級の記録です。試合内容自体は悪くなく、前半はハイプレスから好機を作ったものの、C大阪の守護神・中村航をなかなか攻略できず無得点。後半は17本ものシュートを浴びながらも0点に抑え、アウェーで勝ち点1を持ち帰りました。これで第3節・岡山戦から4試合連続無得点というのが、現在のチームが抱える最大の課題です。
城福監督は試合後、「結果が出てないのは監督である私の責任、いかようにでも批判を受け止めたい」と厳しい表情で語っています。チームはMF森田晃樹をはじめ複数の負傷者を抱える苦しい台所事情が続いており、前節・神戸戦ではJ1昇格後初めて観客動員が1万人を割り込んだことも報告されています。それでも監督は「今やれる選手で最大限出し切って守り抜いてくれたことはプラスに捉えたい」と、チームを鼓舞する言葉を選んでいます。
実は城福監督自身、2024年に東京Vの指揮官として「5,646日ぶりのJ1勝利」という長いトンネルを抜け出した経験を持っています。あのときは終盤に山見大登と谷口栄斗の連係でビハインドをひっくり返しての劇的勝利でした。今シーズンも同じような"抜け出し方"を再現できるかが問われる局面です。

ジェフユナイテッド千葉:6132日、17年ぶりのJ1勝利で流れをつかむ
千葉は小林慶行監督のもと、開幕から5連敗というJ1残留争いのなかでも最悪級のスタートを切っていました。過去に開幕から公式戦で6連敗以上したチームは全てJ2降格という記録もあるなか、千葉は第6節・G大阪戦でついにその連鎖を断ち切ります。開始わずか1分、FW矢村健(藤枝から完全移籍)がDF石尾陸登のクロスに右足で合わせて先制。後半にはMF津久井匠海がこぼれ球を押し込んで追加点を挙げ、2-0でG大阪を撃破しました。この勝利は2009年11月22日のFC東京戦以来、実に6132日(約17年)ぶりとなるJ1での白星です。
雨の降るフクダ電子アリーナのスタンドは歓喜に包まれましたが、小林監督自身は「一概にこの勝利で何かを踏み出せたとは思えない。最適解が見極められないでいるのが正直なところ」と冷静な自己評価を口にしています。それでも「今日の選手の躍動を見ると、これをベースに戦いたい」と、攻撃陣の手応えは前向きに捉えている様子です。開幕から5試合でわずか3得点だった攻撃陣が、矢村と津久井を中心にショートカウンターで結果を出せたことは、次節以降への大きな材料になりそうです。
展開予想:千葉の"勢い"と東京Vの"守備の踏ん張り"がぶつかる
この試合の構図は比較的はっきりしています。千葉は17年ぶりの勝利で得た勢いをそのまま持ち込みたい一方、東京Vは無得点が続く攻撃陣を立て直しつつ、まずは守備の集中力で失点を防ぎたいところです。東京VはC大阪戦で見せたように、耐えて勝ち点を拾う戦い方には一定の再現性があります。ただし、千葉の矢村・津久井のコンビが開始直後から仕掛けてくるような展開になれば、無得点が続く東京Vにとっては重いビハインドを背負うことになりかねません。逆に東京Vが早い時間帯にリードを奪えれば、まだ本調子とは言えない千葉から勝ち点3を奪うチャンスは十分にあります。
私の見立て:千葉がやや優位、ただし東京Vの"抜け出し方"には要注意
私の見立てでは、この試合はやや千葉に分があると見ています。理由は、直近の得点パターンがはっきりしている千葉に対し、東京Vは4試合連続無得点と攻撃の形が見えていないことです。矢村と津久井という得点源を持つ千葉が、勢いに乗ったまま試合に入れれば、東京Vの守備陣にとって厳しい90分になる可能性があります。
ただし、この見立てには大きな留保があります。城福監督自身が2024年に「長いトンネル」を抜け出した経験を持つ指揮官であること、そして東京Vは過去にも開幕5戦未勝利からJ1残留を果たした数少ない例(2002年)を持つクラブだということです。負傷者が戻り、味の素スタジアムのホームサポーターの後押しを受けて東京Vが先制できれば、私の予想は簡単に覆るでしょう。東京Vにとって、この試合こそが"自分たちのトンネル"を抜け出す一戦になるかもしれません。
避けたい見方:「千葉は17年ぶりの勝利で吹っ切れた」と決めつけること
千葉が17年ぶりの勝利を挙げたからといって、「もう吹っ切れて上向きだろう」と単純に決めつけるのは早計です。小林監督自身が試合後に「最適解が見極められないでいる」と率直に語っている通り、クラブ内部では慎重な評価が続いています。1試合の劇的な勝利と、シーズンを通じた安定した結果は別物です。同様に、東京Vの「6戦勝ちなし」という数字だけを見て実力を低く見積もるのも危険です。C大阪戦のように、内容自体は悪くない試合が続いていることも踏まえておく必要があります。

よくある質問(FAQ)
Q. 東京Vvs千葉はいつ、どこで行われますか?
A. 9月13日(日)18:00キックオフ予定、会場は味の素スタジアムです。
Q. 千葉の17年ぶりの勝利とはどういうことですか?
A. 千葉は2009年11月22日のFC東京戦以来、6132日ぶりとなるJ1での勝利を第6節・G大阪戦(2-0)で挙げました。開幕からの5連敗を止めての白星です。
Q. 東京Vの現状はどうなっていますか?
A. 開幕から6試合勝利なしで、これはクラブとして2002年・2004年に並ぶワースト級の記録です。第3節から4試合連続無得点が続いています。
Q. この試合はどこで見られますか?
A. DAZNでのライブ配信が予定されています。試合の日程やカード情報は、トラストダイスのJリーグ特集ページでも確認できます。
Q. 同じ第7節では他にどんな試合がありますか?
A. 清水vs福岡、町田vs横浜FM、G大阪vsFC東京も行われます。
私は千葉がやや優位と見ていますが、東京Vが早い時間帯に先制できれば話は変わってきます。あなたはどちらが勝ち点3をつかむと予想しますか。事前の見立てと実際の展開を比較してみるのもおすすめです。









