画面の下に並んだ丸が、一つ減ると図柄がまた動き出す。パチンコの「保留」は、この順番待ちを理解すると見分けられます。一方、丸が赤くなったり別の形に変わったりするのは、待っている数とは別の情報です。まず数を数え、その後に色の意味を読むと、画面の変化を追いやすくなります。
保留のアイコンには、待機列の位置が変わっても同じ対象を示し続けるものがあります。赤い丸が移動したときは、別の赤い保留が新しく生まれたのか、同じ保留が先頭へ進んだのかを、直前の画面から追います。色を見た回数と、色付き保留の個数を区別するためにも、この動きの確認が役立ちます。
保留は今の変動の後に控える分
図柄が動いている間にも、始動口に入った玉に対応する情報を一定数まで記憶する仕組みがあります。この記憶された分が保留です。現在進行中の変動と、次に控えている保留を分けて見るのが出発点になります。
例えば、図柄が動いていて、保留アイコンが三つ並ぶ画面を考えます。一般的には「今の一回」に加えて三つの待機分がある、という読み方になります。ただし、現在の変動に対応するアイコンを別枠に表示する機種もあります。丸が四つ見えたという印象だけでは、待機分の個数を決められません。
また、保留の上限や表示位置は機種によって異なります。左側と右側の始動口で別々に記憶する場合もあるため、すべての機種を「四つで一組」と覚えると画面を取り違えます。同じシリーズの別仕様を見ている場合も、機種の説明で表示方法を確かめます。グランベルムの二つの仕様を比べた記事でも、作品名だけで数値を共通化しない考え方を紹介しています。
一つ減ったときに起きていること
今の変動が終了し、次の保留に対応する変動が始まると、待機していた分が一つ消化されます。画面上ではアイコンが左へ移ったり、端の丸が消えたりします。この移動を一度追うと、どこが待機列で、どこが現在の変動の表示なのかを確認できます。
保留が減った直後に新しい入賞があれば、見た目の個数が同じまま続くこともあります。「ずっと三つだから同じ保留を使っている」という意味にはなりません。個数は、その時点の待機量を示すもので、画面の開始から終わりまで固定された名前ではないからです。
長いリーチの間は、新しい変動が始まらず保留の表示が動かない場合があります。演出の長さと、保留が増減する条件は別々に見ます。映像が何場面も切り替わっても、それだけで何回も新たな抽選が行われたとは判断できません。
赤い保留と保留三つは別の話
保留の色や形が変わる演出は、一般に期待度を示唆する予告です。SANKYOの初心者向け解説でも、保留変化を色や形による予告として説明しています。ただし、色ごとの意味は機種や設定したカスタムによって変わります。
「三つ保留がある」は数の説明、「赤保留がある」は演出の説明です。赤い丸が一つあっても、待機分が特別に三つへ増えるわけではありません。色の変化を見たときは、どの順番の保留が変わったかまで追うと、対応する変動を見失いにくくなります。
- 保留数は、次の変動を待っている分として読む。
- 保留の色や形は、その機種の予告として読む。
- 現在の変動を示す別枠があるかも確認する。
赤という色だけから、RUSHへの移行や払出個数まで読み取ることもできません。例えば東京喰種の図柄揃いとチャージの解説では、大当りの名称とその後の状態を区別しています。保留の予告、その変動の結果、結果の後に移る状態を順番に読むと、話が混ざりません。
保留がゼロでも変動中なら一回は進行中
保留ゼロは、待機分がないことを示します。図柄が動いている最中なら、その一回の変動まで消えているという意味ではありません。画面の丸だけを見て「もう何も残っていない」と決める前に、図柄の停止まで確認します。
反対に、保留の列に色付きのアイコンが見えている段階では、その保留の変動がまだ始まっていない場合があります。今のリーチの予告と次の保留の予告が同時に表示されることもあるので、動画の一場面だけで両者を一つにまとめないことが大切です。
説明の中で「当該保留」という言葉が出てきたら、現在進行中の変動に対応する保留を指している、と読み換えられます。「次の保留」「保留内」といった言葉とは範囲が異なります。分からなくなったら、画面のどの位置を指す説明なのかへ戻ると整理できます。
モードが終わった後に残る表示
RUSHや時短の終了時点で、消化されていない保留が残る場合があります。これが残保留です。通常の保留表示と関係する言葉ですが、終了後にどの状態で処理されるかは機種の仕様によります。
エヴァ319 REDの時短とSTの解説では、区間内の回数と残保留を含む説明を分けています。回数表示がゼロになった場面と、保留まで含めて一連の説明を終えた場面を区別するための具体例です。
画面を読むときは、待機している個数、動いている変動、モード名の三か所を一緒に見ます。一つの表示で全部を判断しようとせず、何を数えた表示なのかを対応させると、色が変わったときも、残り回数がなくなったときも状況を追えます。









