戸塚記念2026は、9月9日に川崎ダート2100mで行われる3歳馬限定のSI重賞です。暫定本命候補はストラディウス。黒潮盃ではサンラザールに首差及ばない3着でしたが、川崎2100mでは一瞬の速さより、二周目の向正面から長く脚を使えるかを重く見ます。
対抗候補は芙蓉賞を勝ったクラムスコイ、単穴候補は黒潮盃2着のサンラザール、穴候補は黒潮盃4着のモエレサワンミヤギです。ただし、特別登録、出走馬、騎手、枠順は正式発表を待つ段階です。本記事の馬名と印は出走を前提にした暫定評価であり、確定出走馬を示すものではありません。
この記事では、黒潮盃と芙蓉賞の結果、川崎2100mのコース形態、戸塚記念の過去10年データをつなぎ、なぜ黒潮盃の着順をそのまま予想順位にしないのかを解説します。
戸塚記念2026の暫定予想
| 印 | 出走候補 | 主な評価材料 | 主な不安 |
|---|---|---|---|
| ◎候補 | ストラディウス | 黒潮盃3着、長く脚を使える内容 | 川崎2100mの実戦経験 |
| ○候補 | クラムスコイ | 川崎2000mの芙蓉賞勝ち | トライアル組の過去実績 |
| ▲候補 | サンラザール | 黒潮盃2着、東京ダービー南関東最先着 | 2100mと六つのコーナー |
| ☆候補 | モエレサワンミヤギ | 黒潮盃4着、11番人気で前進 | 成績の波と勝ち切る裏付け |
| △候補 | ロックシュガー | 芙蓉賞で鼻差2着 | 牝馬の過去傾向 |
| △候補 | ララメテオ | 黒潮盃5着、川崎所属 | 上位勢を逆転する決め手 |
暫定本命候補はストラディウス
ストラディウスは黒潮盃で3着。勝った兵庫所属のミルトイヴニングからは差をつけられたものの、南関東勢ではサンラザールに続く2番手でした。サンラザールとの差は首で、着順ほど大きな能力差はありません。
注目したいのは、黒潮盃が脚抜きのよい馬場で行われ、前半からポジションを取りやすい馬が有利になりやすかった点です。戸塚記念は2100mへ延び、コーナーも六つに増えます。道中で息を入れ、二周目に再加速する持続力勝負なら、ストラディウスがサンラザールとの首差を逆転できると読みます。
対抗候補はクラムスコイ
クラムスコイは戸塚記念トライアルの芙蓉賞を勝利しました。川崎2000mで早めに動き、先頭へ立って押し切った内容は、戸塚記念と最も近い舞台で示した実績です。小回りで位置を上げられる機動力は高く評価できます。
一方、過去10年では芙蓉賞組の好走数が多くありません。トライアルを勝った事実だけで黒潮盃組より上と決めるのは危険です。相手強化後も同じタイミングで動けるか、2100mで最後まで脚を残せるかを確認したいため、暫定評価は○候補に置きます。
サンラザールは能力上位でも距離が鍵
サンラザールは黒潮盃2着で、東京ダービーでも南関東所属馬では最先着の6着でした。実績だけを並べれば、本命候補に置くのが自然です。
ただし、東京ダービー後には、ワンターンの1200~1400mが合う可能性を示す趣旨の騎手コメントが出ています。川崎2100mは真逆に近い条件で、六つのコーナーを回りながら力を配分しなければなりません。能力を疑うのではなく、舞台適性を理由に▲候補とします。
穴候補はモエレサワンミヤギ
モエレサワンミヤギは東京ダービー16着から、黒潮盃で4着まで巻き返しました。黒潮盃では11番人気ながら、ストラディウスから1馬身差で食い下がっています。人気が上がりにくいままなら、相手候補として面白い存在です。
一方で、東京ダービーの大敗と黒潮盃の好走のどちらを基準にするかで評価が分かれます。追い切り、馬体、枠順から黒潮盃の状態を維持できているかを見て、最終的な印を決めます。

戸塚記念2026の日程・条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| レース名 | 第55回 戸塚記念 |
| 開催日 | 2026年9月9日 |
| 競馬場 | 川崎競馬場 |
| 距離 | ダート2100m |
| 格付け | SI |
| 出走条件 | サラブレッド系3歳・南関東所属 |
| 1着賞金 | 3,000万円 |
南関東3歳路線の最終盤を占うSI
戸塚記念は、南関東3歳馬にとって秋の大目標となる重賞です。2026年の南関東重賞日程では、牡馬が出走できる3歳限定SIとして最後に組まれています。春の羽田盃、東京ダービーで力を示した馬と、夏に成長した馬が合流するのが最大の特徴です。
JRAのG1、G2、G3と地方競馬の格付けが混乱しやすい場合は、SIとJpnIの違いを整理すると、レースの位置づけをつかみやすくなります。
春の実績馬と夏の上がり馬がぶつかる
春の三冠路線を走った馬は、強い相手と長い距離を経験している点が強みです。夏のトライアル組は、川崎の小回りや暑い時期の状態面で優位に立ちます。単純な格の比較ではなく、春からの成長度と川崎適性を同時に測る必要があります。
3歳ダート路線を全国規模で比較したい場合は、JRA勢と地方勢が交わる不来方賞2026予想も参考になります。戸塚記念は南関東所属限定のため、所属条件を混同しないことが大切です。
戸塚記念2026の出走候補を路線別に整理
出走候補は、黒潮盃組、芙蓉賞組、春のクラシック組に分けると比較しやすくなります。以下は関連レースの実績から整理した候補で、正式な登録馬一覧ではありません。
黒潮盃組
| 候補 | 黒潮盃着順 | 評価ポイント |
|---|---|---|
| サンラザール | 2着 | 南関東勢最先着、安定した先行力 |
| ストラディウス | 3着 | 2着馬と首差、持続力に期待 |
| モエレサワンミヤギ | 4着 | 11番人気で前進 |
| ララメテオ | 5着 | 川崎所属、コース対応に期待 |
| デンテブリランテ | 6着 | 東京ダービー出走経験 |
| クレームドール | 7着 | 展開と距離延長で再評価余地 |
黒潮盃は過去10年で戸塚記念の好走馬を最も多く出している主要前哨戦です。ただし、2026年の勝ち馬ミルトイヴニングは兵庫所属で、南関東所属限定の戸塚記念にはそのまま出走できません。2着以下の南関東勢を比較するのが予想の中心になります。
芙蓉賞組
| 候補 | 芙蓉賞着順 | 評価ポイント |
|---|---|---|
| クラムスコイ | 1着 | 川崎2000mで早め先頭から押し切り |
| ロックシュガー | 2着 | 勝ち馬と鼻差、長距離対応 |
| クラウニングカップ | 3着 | 11番人気で好走 |
| エアリーズ | 4着 | 1番人気、巻き返し余地 |
| レジェンドマスター | 5着 | 位置取り改善が条件 |
芙蓉賞は戸塚記念トライアルで、川崎2000mという近い条件を経験できます。コース経験の価値は高いものの、過去の戸塚記念では黒潮盃組ほど好走数が多くありません。勝ち馬だけでなく、鼻差2着のロックシュガーや人気を裏切ったエアリーズも差のない候補として扱います。
春のクラシック経験馬
東京ダービーではサンラザールが南関東勢最先着の6着。デンテブリランテ、モエレサワンミヤギなども大舞台を経験しました。東京ダービー組は過去10年の戸塚記念で合計17頭が3着以内に入り、無視できないローテーションです。
ただし、東京ダービーに出た馬の中で最先着だった馬が、そのまま戸塚記念でも最先着になるとは限りません。夏の成長、距離への慣れ、川崎へのコース替わりで序列は変わります。
黒潮盃2026を戸塚記念向けに読み直す
1着馬不在で南関東勢の序列が焦点
黒潮盃はミルトイヴニングが勝ち、サンラザール、ストラディウス、モエレサワンミヤギ、ララメテオが続きました。勝ち馬が南関東所属ではないため、戸塚記念では2着以下の着差と走り方を細かく見る必要があります。
サンラザールとストラディウスの差は首、ストラディウスとモエレサワンミヤギの差は1馬身です。順位を固定するほど大きな差ではありません。1800mから2100mへの延長、川崎へのコース替わりで逆転可能な範囲です。
ストラディウスは首差以上に評価できる
ストラディウスを上位に取る理由は、黒潮盃3着という数字だけではありません。戸塚記念では、序盤に無理をせず、二周目の向正面からペースが上がったときに長く脚を使える馬が有利です。黒潮盃でサンラザールの直後まで追い上げた内容は、この持続戦に結びつきます。
最終追い切りで反応が鈍い、馬体が大きく減る、極端な内枠で包まれる可能性が高い場合は評価を下げます。反対に、外めで自分のリズムを守れる並びなら本命を維持しやすくなります。
サンラザールは早めに動く形が課題
サンラザールは能力と実績で上位ですが、2100mで早めに動くと最後の直線で甘くなる可能性があります。東京ダービー後に短いワンターンが合う可能性を示された点も、距離延長で慎重になる理由です。
枠順発表後、内めの好位で折り合えそうなら評価を上げます。外枠から序盤に脚を使う並びや、逃げ・先行馬が多く前半から競り合う構成なら、相手までにとどめます。
モエレサワンミヤギは人気薄なら拾いたい
モエレサワンミヤギの黒潮盃4着は、東京ダービー16着からの大幅な前進でした。1戦だけで完全復調と決めることはできませんが、成長期の3歳馬は短期間で走りが変わります。
黒潮盃の着順だけで過剰人気になるタイプではなく、再び人気薄なら連下に残す価値があります。地方交流重賞で人気と能力のずれを探す考え方は、サマーチャンピオン2026予想でも確認できます。
芙蓉賞2026は勝ち馬だけを見ない
クラムスコイはコース経験が最大の強み
クラムスコイは芙蓉賞で早めに位置を上げ、先頭に立って押し切りました。川崎2000mは戸塚記念より100m短いだけで、二周競走と小回りへの対応を証明しています。黒潮盃組が川崎のコーナーで戸惑えば、先に抜け出して粘り込む形が可能です。
ただし、戸塚記念は相手が強くなり、黒潮盃組のプレッシャーも加わります。芙蓉賞と同じ早仕掛けで最後まで押し切れるかが課題です。道中で力みがなく、追い切りでも長く脚を使えていれば○以上を維持します。
ロックシュガーは鼻差でも軽視できない
ロックシュガーは芙蓉賞でクラムスコイと鼻差の2着でした。着順だけなら評価差をつける必要はなく、枠順や展開次第で逆転できます。
一方、過去10年の戸塚記念で3着以内に入った30頭のうち、牝馬は2頭だけです。性別だけで消すべきではありませんが、牡馬中心の強い傾向がある以上、連下評価から枠と気配を見て引き上げるのが現実的です。
エアリーズは人気落ちで再検討
エアリーズは芙蓉賞で1番人気に支持されながら4着でした。勝ち馬から大きく離されたわけではなく、人気だけが下がるなら再評価できます。位置取りが後ろになりすぎた場合でも、2100mへの延長で追走が楽になる余地があります。
ただし、川崎2100mは直線だけで差し切るのが難しいコースです。二周目の向正面までに中団へ取りつけるかが買い条件になります。
川崎ダート2100mの攻略ポイント
コーナーを六つ回る二周コース
川崎2100mは、2コーナー出口付近からスタートし、コーナーを六つ回ります。スタート直後の直線は一定の長さがありますが、最初の3コーナーまでに隊列が決まると、その後は位置を大きく変えにくくなります。
外枠だから即不利、内枠だから即有利とは限りません。外枠でもスムーズに好位へ入れれば問題は小さく、内枠でも包まれて動けなければ苦しくなります。内枠・外枠の見方を基礎に、枠番号と脚質の組み合わせで判断しましょう。
勝負どころは二周目の向正面
川崎2100mでは、一周目の直線でペースが落ち着き、二周目の向正面から各馬が動き始める形が多くなります。この加速地点で前との差が大きいと、短い直線だけでは届きません。
必要なのは、最後の600mだけを速く走る瞬発力より、残り800~1000mからスピードを維持する力です。ストラディウスをサンラザールより上に置くのは、この持続力を重視しているからです。
先行力だけでなく折り合いが必要
好位を取れる馬は有利ですが、序盤に力む馬は2100mで余力を失います。特に短距離寄りのスピードを持つ馬が外枠から位置を取りに行くと、見た目以上に消耗します。
先行馬は「前へ行けるか」だけでなく、「前へ行った後に息を入れられるか」を確認します。追い切りで折り合いを欠く馬や、近走で前半に競り合って止まった馬は評価を下げます。
戸塚記念の過去10年データ
1番人気は軸候補でも過信できない
過去10年の1番人気は4勝、2着2回、3着1回で、3着内率は70%です。信頼度は高いものの、3回は馬券圏外に敗れています。2番人気は1勝、2着2回、3着2回で、3着内率50%です。
注目点は、1番人気と2番人気がそろって3着外になった年がないことです。二強と評価される組み合わせができた場合、少なくとも一頭は軸候補として残すのが基本になります。
一方、6番人気以下は1勝、2着1回、3着4回。80頭中6頭しか3着以内に入っていません。穴馬を何頭も並べるより、人気馬を中心に一頭だけ人気薄を加える形が過去傾向に合います。競馬オッズと人気の基本も確認し、人気と実力を分けて考えてください。
大井所属馬は安定、浦和所属馬は勝ち切る
所属別では、大井所属馬が3勝、2着3回、3着4回で3着内率34.5%。直近5年は毎年3着以内に入り、2025年は上位3頭を独占しました。複勝圏の安定感では大井勢が一歩リードしています。
浦和所属馬は5勝、2着2回で、3着がありません。連対した7頭はすべて5番人気以内でした。人気に支持された浦和馬は、相手候補より勝ち馬候補として考える方がデータに合います。
船橋所属馬は1勝、2着4回、3着5回。川崎所属馬は1勝、2着1回、3着1回です。開催場が川崎でも、地元所属馬の成績が最もよいわけではありません。
牡馬優勢でも牝馬を自動的に消さない
過去10年の3着以内30頭中、牡馬が28頭を占めます。牝馬は1勝、3着1回で、出走数自体も多くありません。ロックシュガーの評価には向かい風です。
ただし、牝馬のスピーディキックが2022年に勝っており、性別だけで消す根拠にはなりません。芙蓉賞での走破内容、斤量、枠順がそろえば相手には残します。
勝ち馬は1~5枠中心、8枠も複勝圏では強い
過去10年の勝ち馬は7頭が1~5枠から出ています。距離損を抑えやすい中より内の枠は、勝ち切るうえで有利に働いています。
一方、8枠の3着内率は36.8%で、外枠を一律に切るのも正しくありません。外枠から無理なく好位へ入れる先行馬や、砂をかぶらずリズムを守りたい差し馬にはプラスになる場合があります。枠順発表後は、番号だけでなく隣の馬の脚質まで確認します。
前走ローテーションの重要度
黒潮盃組は最重要
過去10年では、前走黒潮盃だった馬が2勝、2着3回、3着5回。8年で少なくとも一頭が3着以内に入っています。10頭の好走馬のうち9頭は、黒潮盃で5着以内でした。
2026年はサンラザール、ストラディウス、モエレサワンミヤギ、ララメテオが5着以内に入っています。まずこの4頭を中心にし、枠順と状態で序列を決めるのが素直な組み立てです。

東京ダービー経験は着順以上に評価
東京ダービー出走馬は過去10年で6勝、2着5回、3着6回。戸塚記念の中心ローテーションです。春の時点で強い相手と2000mを経験していることが、秋の2100mで生きています。
ただし、東京ダービー組の中で最先着だった馬が戸塚記念でもそのまま勝つとは限りません。サンラザールの東京ダービー6着は高く評価しつつ、距離適性の疑問を別に扱う必要があります。
羽田盃・京浜盃経験も底力の証明
過去10年の3着以内馬を見ると、羽田盃出走経験馬が12頭、京浜盃出走経験馬が11頭います。春の重賞で負けていても、夏を越して成長した馬は戸塚記念で巻き返せます。
夏の着順だけを重視しすぎず、春にどのレベルの相手と走ったかを確認するのが重要です。特に人気が落ちたクラシック経験馬は、穴候補として再検討します。
芙蓉賞勝ちだけでは足りない
芙蓉賞組の過去10年の3着以内は3頭にとどまります。そのうち2頭には春のクラシック出走経験があり、もう1頭はJRAからの転入馬でした。芙蓉賞だけを走った上がり馬が、そのまま戸塚記念でも通用するとは限りません。
クラムスコイはコース適性を評価しつつ、黒潮盃組との力関係を追い切りとレース運びで補う必要があります。トライアル勝ちを理由に単勝一本へ寄せるのは避けます。
データで誤解しやすい3つのポイント
「黒潮盃最先着なら本命」とは限らない
黒潮盃は最重要ローテーションですが、戸塚記念は300m長く、競馬場も変わります。黒潮盃の南関東最先着馬サンラザールを評価しながらも、距離とコーナー数を考えるとストラディウスが逆転する余地があります。
前走着順は能力の一部を示すだけです。着差、走った位置、馬場、距離変化まで分解して判断します。
「川崎所属なら地元有利」とは限らない
川崎で行われるため地元馬を優先したくなりますが、所属別成績では大井と浦和が上です。川崎所属のララメテオにはコース経験の利点がある一方、所属だけを根拠に上位へ置くことはできません。
地元経験は加点材料であり、能力差を覆す万能条件ではありません。近走内容と枠順が伴って初めて強い買い材料になります。
「内枠なら有利」とも限らない
勝ち馬は中より内の枠に多いものの、外枠も3着以内には届いています。内枠で砂をかぶり、動きたい場面で進路がなくなる馬もいます。
ストラディウスのように長く脚を使いたい馬は、多少外でも自由に動ける方がよい場合があります。枠順は馬ごとの走り方と組み合わせて評価します。
戸塚記念2026の展開予想
クラムスコイが早めに動く形を想定
芙蓉賞と同じ走りができるなら、クラムスコイは好位から二周目の向正面で位置を上げる可能性があります。逃げ馬が不在なら自ら先頭へ立ち、後続に脚を使わせる形です。
サンラザールがその直後で運び、ストラディウスは中団から長く脚を使う展開を想定します。クラムスコイの仕掛けが早すぎれば、最後にストラディウスが差を詰めます。
スローすぎると本命候補には不利
前半が極端に遅く、残り600mだけの競馬になると、ストラディウスの持続力を生かしにくくなります。先行するクラムスコイやサンラザールがそのまま残る可能性が高まります。
逃げ・先行候補が少ない登録構成なら、ストラディウスの評価を一段下げ、クラムスコイを本命候補へ上げます。反対に先行馬が多く、二周目の早い段階から動く流れならストラディウスに向きます。
雨で脚抜きがよくなれば前を重視
雨で馬場が速くなると、前にいる馬が止まりにくくなります。黒潮盃も脚抜きのよい馬場だったため、その条件で好走したサンラザールやモエレサワンミヤギには追い風です。
良馬場で時計がかかり、スタミナを問われるならストラディウスとクラムスコイを上位に保ちます。当日の馬場は、単純な良・稍重・重の表示だけでなく、前半レースの逃げ・先行馬が残っているかも確認します。
枠順・追い切りで予想印を変える条件
ストラディウスを下げる条件
- 極端な内枠で、前に遅い馬が並ぶ
- 最終追い切りで反応が鈍く、馬体も減っている
- 逃げ・先行馬が少なく、上がりだけの競馬が濃厚
- 距離を意識して消極的な乗り方になる
このうち複数が重なれば、◎候補から○または▲へ下げます。
クラムスコイを上げる条件
- 中より内の枠から好位を取れる
- 逃げ馬が少なく、自分のタイミングで動ける
- 川崎の前半レースで前残りが続く
- 追い切りで長く脚を使い、折り合いも良好
条件がそろえば、クラムスコイを本命候補へ上げます。芙蓉賞勝ちという結果だけでなく、戸塚記念でも同じ形を再現できるかが判断基準です。
サンラザールを上げる条件
- 内から中の枠で、序盤に脚を使わず好位へ入れる
- 陣営が2100m向けの折り合い策を示す
- 追い切りで力みがなく、終いまで余力がある
- 雨で高速馬場になり、先行有利が明確
距離への懸念を打ち消す材料がそろえば、黒潮盃2着と東京ダービー6着の実績を素直に評価し、◎候補まで引き上げます。
買い方は人気馬2頭と穴馬1頭を軸に考える
単勝は最終オッズを見て判断
暫定本命候補ストラディウスでも、単勝オッズが能力以上に低ければ妙味は下がります。反対にサンラザールが断然人気となり、ストラディウスが適度に離れた人気なら単勝候補になります。
予想順位と買う価値は同じではありません。勝つ確率だけでなく、その確率に対してオッズが見合うかを確認します。
馬連・ワイドは上位候補を絞る
過去10年では上位人気の信頼度が比較的高く、6番人気以下の複数頭を広く買う形は効率がよくありません。ストラディウス、クラムスコイ、サンラザールから軸を一頭決め、モエレサワンミヤギなど人気薄を一頭だけ加える組み立てが基本です。
枠順とオッズが出る前に点数を固定せず、評価差が小さい組み合わせはワイド、勝ち馬候補を絞れる場合は馬連を検討します。
三連系は3着候補を広げすぎない
三連複や三連単では、黒潮盃5着以内の南関東勢を中心に、芙蓉賞組を組み合わせます。ただし、登録馬をすべて買うような広げ方は避けます。
過去傾向では人気薄の好走は一頭までの年が多いため、穴馬を二頭以上同時に組み込む買い目は優先度を下げます。予算を先に決め、券種を増やしすぎないことが大切です。
戸塚記念2026でよくある質問
戸塚記念2026はいつ、どこで行われますか?
9月9日に川崎競馬場で開催される予定です。条件は3歳・南関東所属、ダート2100m、格付けはSIです。発走時刻や出走取消などは、川崎競馬と南関東4競馬の公式発表で確認してください。
暫定本命候補はどの馬ですか?
ストラディウスです。黒潮盃ではサンラザールに首差の3着でしたが、2100mへの延長と川崎の持続力勝負で逆転できると評価しています。特別登録、枠順、追い切りによって印は変更します。
黒潮盃組で最も評価すべき馬は?
実績なら2着のサンラザール、舞台適性まで含めた暫定評価なら3着のストラディウスです。モエレサワンミヤギも人気薄なら相手候補になります。着順だけでなく、距離延長への対応を重視します。
芙蓉賞勝ち馬は信頼できますか?
クラムスコイは川崎2000mを勝っており、コース適性は高く評価できます。ただし、過去10年では芙蓉賞組の好走数が黒潮盃組より少ないため、トライアル勝ちだけで本命に固定するのは避けます。
オッズや競馬マーケットはどこで確認できますか?
トラストダイスの競馬ページで対象レースやマーケットの有無を確認できます。提供状況、ルール、締切は表示内容を確認し、利用地域の法令とサービス条件に従ってください。
馬券は何歳から購入できますか?
日本の競馬の馬券は20歳以上が購入できます。予想は結果や払戻を保証するものではありません。生活費には手を付けず、あらかじめ決めた予算の範囲で楽しみましょう。
まとめ:黒潮盃の着順より2100m適性を重視
戸塚記念2026の暫定本命候補はストラディウスです。黒潮盃ではサンラザールに首差及ばなかったものの、川崎2100mで問われる二周目の持続力を重視し、逆転候補として最上位に置きました。
クラムスコイは川崎2000mの芙蓉賞勝ち、サンラザールは黒潮盃2着と東京ダービー南関東最先着という明確な強みがあります。モエレサワンミヤギは、人気が上がらなければ相手に残したい穴候補です。
最終判断では、特別登録、枠順、追い切り、当日の馬場を確認します。特にストラディウスが自由に動ける枠か、クラムスコイが楽に先行できるか、サンラザールが折り合える並びかが重要です。
あなたが本命にしたい馬と、その理由はどこにありますか。黒潮盃の着順、川崎実績、距離適性のどれを重視するか整理すると、買い目を絞りやすくなります。









