夏の甲子園2026(第108回全国高等学校野球選手権大会)は8月16日、大会12日目として3回戦の残り4試合を迎えます。この日最大のトピックは、10時30分開始の第2試合。ともに今大会が甲子園初出場でありながら2勝ずつを挙げた有明(熊本)と東日大昌平(福島)が直接対決するため、この時点で「初出場校のベスト8進出」が確定しているという珍しい状況です。

3回戦第2日(8月16日)の試合日程

試合 開始時刻 対戦カード
第1試合 8:00 佐野日大(栃木)vs健大高崎(群馬)
第2試合 10:30 有明(熊本)vs東日大昌平(福島)
第3試合 13:00 英明(香川)vs花巻東(岩手)
第4試合 15:30 霞ケ浦(茨城)vs横浜(神奈川)

会場は阪神甲子園球場。この日勝ち上がった4校が、8月18日の準々決勝に進みます。高校野球選手権の大会情報もあわせて確認しておくと、勝ち上がりを追いやすくなります。

注目①:初出場校対決で、ベスト8進出校が1校確定

有明と東日大昌平は、どちらも今夏が甲子園初出場。それでいて両校とも2回戦を突破しており、3回戦で直接ぶつかる組み合わせになりました。つまりこの試合の勝者は、初出場校としてベスト8に進むことが約束されています。高校野球ドットコムによると、初出場校のベスト8進出は2021年の京都国際以来。また、初出場校2校がそろって2勝以上を挙げたのは13年ぶりの出来事です。

東日大昌平は2回戦で青森山田を6-2で下し、聖光学院以外の福島県勢としては43年ぶりとなる「夏2勝」を達成しました。エース右腕は2試合連続の完投と、負担の大きい戦い方が続いています。一方の有明は1回戦で立命館宇治を6-3、2回戦では長崎日大を3-2の接戦で振り切っての勝ち上がり。両校とも下馬評を覆してきた勢いがあり、どちらが勝っても今大会最大級のサプライズとなります。

注目②:花巻東と健大高崎、経験値のある強豪の3回戦

第1試合の佐野日大vs健大高崎は、北関東対決です。健大高崎は2回戦で東海大甲府を1-0という僅差で下し、11年ぶりの夏ベスト16入りを果たしました。対する佐野日大は1回戦で聖隷クリストファーを1-0、2回戦では神村学園を3-1で撃破。3回の桜岡選手による2点三塁打が決勝点になるなど、少ない好機を確実にものにする試合運びが光ります。両校とも失点が少なく、ロースコアの展開が予想されます。

第3試合の英明vs花巻東も見どころです。英明は2回戦で大分商を破り、夏の甲子園では初となる3回戦進出。これまで夏に2勝を挙げたこともなく、クラブとして未知の領域に踏み込んでいます。対する花巻東は2回戦で岡山学芸館を4-1で下しての登場。過去に多くのプロ野球選手を輩出してきた岩手の強豪で、2回戦では2年生右腕が先発するなど、投手陣に厚みがあります。

注目③:優勝候補・横浜が登場する第4試合

この日の締めくくりとなる第4試合には、2025年春のセンバツを制した横浜が登場します。1回戦で沖縄尚学を7-2、2回戦では日南学園を10-1と、ここまで圧倒的な内容で勝ち上がってきました。対戦相手の霞ケ浦は2回戦で鳴門渦潮を5-1で下しての3回戦進出です。このカードについては、霞ケ浦vs横浜の3回戦プレビューで詳しく取り上げています。

なお、3回戦を勝ち上がった各校は、試合直後に主将がくじを引いて準々決勝の対戦相手を決めます。この独自の抽選方式については準々決勝の日程と組み合わせ抽選のしくみで解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 8月16日の甲子園は何試合行われますか? A. 3回戦の4試合が行われます。8時、10時30分、13時、15時30分の開始予定です。

Q. なぜ「初出場校のベスト8進出が確定」しているのですか? A. 3回戦第2試合で、ともに初出場の有明(熊本)と東日大昌平(福島)が直接対決するためです。どちらが勝っても初出場校がベスト8に進みます。

Q. 初出場校のベスト8進出は久しぶりのことですか? A. 2021年の京都国際以来となります。また、初出場校2校がともに2勝以上を挙げたのは13年ぶりです。

Q. 準々決勝はいつ行われますか? A. 8月18日(火)に4試合が予定されています。対戦カードは3回戦終了後の抽選で決まります。

Q. この日の注目校はどこですか? A. 2025年春のセンバツ王者・横浜が第4試合に登場するほか、初出場対決となる有明vs東日大昌平にも注目が集まっています。

初出場校同士の直接対決、北関東対決、そして優勝候補の登場と、性格の異なる4試合が並んだ3回戦第2日。誰がベスト8に残るのか、朝から夕方まで見応えのある一日になりそうです。