第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)のバドミントン競技は、一宮市総合体育館で9月20日から29日まで行われます。
団体種目は9月20日〜24日、個人種目は9月25日〜29日です。
日本バドミントン協会は5月19日に男女各10名の日本代表候補を発表していますが、正式なTEAM JAPANの認定・発表はJOCが行います。そのため、8月27日時点では「候補メンバーを基準に展望し、最終代表を待つ」段階です。
そして大会直前の評価で重要なのが、8月23日に終了した世界選手権です。男子シングルスの奈良岡功大と女子シングルスの山口茜がともに決勝まで進出しており、アジア大会でも日本の中心的なメダル候補として注目できます。
大会全体の日程や他競技も含めて確認したい場合は、アジア競技大会2026の競技・会場・日本代表完全ガイドもあわせて確認すると全体像をつかみやすくなります。

アジア競技大会2026バドミントンの日程と会場
まず押さえたいのは、団体戦と個人戦が連続して行われることです。
| 種目 | 日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 男女団体 | 9月20日〜24日 | 一宮市総合体育館 |
| 個人種目 | 9月25日〜29日 | 一宮市総合体育館 |
会場となる一宮市総合体育館は、愛知県一宮市の光明寺公園内にある屋内施設です。
現地観戦を予定している場合は、アジア競技大会2026の競技別会場とアクセス情報も事前に確認しておくと動きやすくなります。
団体戦から個人戦へ間を空けずに続く
日本の主力には、団体戦と個人戦の両方の候補になっている選手が多くいます。
そのため大会を予想するときは、ランキングだけでなく、
- 団体戦で何試合出場したか
- 長い3ゲーム戦が続いていないか
- 個人戦初戦までに回復できるか
- 団体戦で調子を上げているか
まで確認する必要があります。
逆に団体戦で良い流れを作れれば、その勢いを個人戦へ持ち込める可能性もあります。
詳しい日別スケジュールを確認したい場合は、アジア競技大会2026の競技日程とメダル決定日が関連します。
日本代表はまだ「候補メンバー」の段階
日本バドミントン協会が5月19日に発表したのは、正式代表ではなくTEAM JAPAN日本代表候補です。
男子10名、女子10名が選ばれています。
正式な日本代表選手団はJOCが認定・発表するため、最終メンバーを見るまでは「出場確定」と断定しないことが重要です。
5月19日の選出時ランキングを整理
発表資料には2026年5月5日時点のBWF世界ランキングも掲載されています。
主な候補は次のとおりです。
| 種目 | 主な候補 | 選出資料記載の世界ランキング |
|---|---|---|
| 男子シングルス | 奈良岡功大 | 9位 |
| 男子シングルス | 西本拳太 | 17位 |
| 男子シングルス | 田中湧士 | 19位 |
| 男子シングルス | 渡邉航貴 | 21位 |
| 男子ダブルス | 保木卓朗/小林優吾 | 8位 |
| 男子ダブルス | 熊谷翔/西大輝 | 23位 |
| 女子シングルス | 山口茜 | 3位 |
| 女子シングルス | 宮崎友花 | 9位 |
| 女子シングルス | 奥原希望 | 11位 |
| 女子シングルス | 郡司莉子 | 22位 |
| 女子ダブルス | 福島由紀/松本麻佑 | 6位 |
| 女子ダブルス | 中西貴映/岩永鈴 | 7位 |
| 混合ダブルス | 霜上雄一/保原彩夏 | 17位 |
| 混合ダブルス | 渡辺勇大/田口真彩 | 38位 |
この順位は現在のランキングではなく、代表候補発表資料に記載された5月5日時点の数字です。
アジア大会の日本代表全体を見るなら、アジア競技大会2026のTEAM JAPAN注目選手と金メダル候補も参考になります。
6月11日の追加選出はアジア大会候補追加とは分けて考える
元の展望で注意したいのが、6月11日に発表された「日本代表追加選出」です。
男子ダブルスの山下恭平/岡村洋輝がナショナルチームに追加されています。
ただし、この発表は2026年ナショナルチームへの追加選出であり、「アジア競技大会の代表候補を追加した」とは明記されていません。
したがって、現時点でアジア大会候補を整理するときは、5月19日に発表された候補リストを基準にするのが安全です。
最終的にはJOCのTEAM JAPAN発表と、日本バドミントン協会の大会派遣情報を再確認する必要があります。
最新評価では山口茜と奈良岡功大が大きな軸
5月のランキングだけを見ると、女子シングルスが日本最大のメダル候補に見えます。
しかし8月の世界選手権を経て、男子シングルスの評価も上げる必要があります。
山口茜は世界選手権決勝まで進出
山口茜は8月23日の世界選手権女子シングルス決勝まで進みました。
決勝では敗れましたが、アジア大会の約1カ月前に世界大会の最終日まで勝ち残ったことは、現在の競技力を見るうえで大きな材料です。
アジア大会では韓国、中国をはじめ強豪国との対戦が想定されるため簡単ではありませんが、日本女子シングルスの中心として見るのが自然です。
奈良岡功大も世界選手権準優勝
奈良岡功大も同じ8月23日に男子シングルス決勝を戦いました。
選出時の世界ランキングは9位でしたが、世界選手権で決勝まで進んだことで、アジア大会でも単なる「対抗候補」ではなく、明確なメダル候補として見るべき状況です。
そのため、現在の日本勢は「女子だけが軸」というより、
- 女子シングルスの山口茜
- 男子シングルスの奈良岡功大
- 女子ダブルスの上位2ペア
が個人種目の大きな柱と考えやすくなっています。
直近の世界大会で日本選手の状態を確認するなら、バドミントン世界選手権2026の最新情報と優勝候補も関連します。
女子シングルスは山口だけでなく宮崎友花にも注目
候補発表時の女子シングルスは非常に層が厚い構成でした。
山口茜に加えて、
- 宮崎友花
- 奥原希望
- 郡司莉子
が団体候補に入っています。
宮崎友花は次の主軸候補
宮崎友花は5月5日時点で世界9位として候補入りしています。
8月の日本ランキングでも山口に続く位置におり、日本女子シングルスの重要な戦力です。
団体戦では誰をどの試合に置くのか、個人種目では最終的に誰がエントリーされるのかが注目点になります。
奥原希望と郡司莉子も団体戦では重要
奥原希望と郡司莉子は、5月19日の候補資料では団体種目側に名前があります。
団体戦では毎試合同じメンバーを固定する必要はなく、相手やコンディションによってオーダーの選択肢を持てることが日本の強みになります。
女子ダブルスは日本のメダル候補が2組
女子ダブルスでは、候補発表時に世界6位だった福島由紀/松本麻佑、7位だった中西貴映/岩永鈴が選ばれています。
2組とも個人・団体の候補です。
福島/松本は経験と安定感がポイント
ダブルスでは単純な個人能力だけでなく、
- サーブ周り
- レシーブ
- 前衛と後衛の役割
- ラリー中のローテーション
- 終盤の連続得点を防ぐ力
が重要です。
福島/松本は日本の女子ダブルスを考えるうえで中心となるペアです。
中西/岩永は中国勢との対戦が大きな基準
中西/岩永も選出時点で世界7位でした。
アジアは女子ダブルスの強豪が集中する地域なので、世界ランキング上位でもメダルが保証される大会ではありません。
中国、韓国、マレーシアなどの有力ペアに対し、サービスから最初の3球で主導権を取れるかが重要になります。
男子ダブルスは小林優吾の状態を確認したい
5月19日のアジア大会候補では、保木卓朗/小林優吾が世界8位のペアとして個人戦・団体戦の候補に入っています。
ただし8月14日、小林優吾の怪我を理由に、保木/小林は世界選手権を辞退しました。
これはアジア大会の正式欠場発表ではありません。
一方で、本番まで1カ月を切る時期だけに、男子ダブルスの最重要確認事項は小林の回復状況と最終代表メンバーです。
候補には熊谷翔/西大輝も入っているため、日本男子団体のダブルス構成は正式発表まで評価を固定しない方がよいでしょう。
混合ダブルスは組み合わせ次第で上位進出を狙う
混合ダブルスの候補は、
- 霜上雄一/保原彩夏
- 渡辺勇大/田口真彩
です。
候補発表時の世界ランキングは霜上/保原が17位、渡辺/田口が38位でした。
ランキングだけならシングルスや女子ダブルスよりチャレンジャー寄りですが、ダブルス種目は相性や展開の影響も大きいため、ドロー確定後に再評価したい種目です。
特に、
- 相手男子選手のスマッシュをどう受けるか
- 女子選手が前衛で主導権を取れるか
- サーブレシーブから攻撃形を作れるか
を確認すると試合を理解しやすくなります。
団体戦は「スター選手の数」よりオーダーが重要
団体戦では、単純に世界ランキングの高い選手を並べれば勝てるとは限りません。
連戦の中で誰を休ませるか、どの試合にエースを配置するかが重要です。
女子団体はシングルスとダブルスの両方に選択肢
日本女子には、シングルスと女子ダブルスの両方に上位候補がいます。
そのため一つの種目に依存しすぎず、複数の勝ち筋を作れる点が強みです。
注目したいのは、
- 山口をどの局面で起用するか
- 宮崎をどこまで主軸として使うか
- 女子ダブルス2組をどう配置するか
- 団体戦後の個人戦を考えて負担をどう分散するか
です。
男子団体は奈良岡の1点とダブルスの状態が鍵
男子では世界選手権準優勝の奈良岡が大きな軸になります。
そのうえで、西本、田中、渡邉らのシングルス陣と、男子ダブルスをどう組み合わせるかが重要です。
特に小林の状態によってはダブルスの構成評価が変わるため、最終メンバー発表まで注意して追う必要があります。
日本勢のメダル候補を現在の材料で整理
8月27日時点の情報だけで整理すると、次のような優先順位で注目しやすくなります。
最重要候補
- 山口茜:女子シングルス
- 奈良岡功大:男子シングルス
- 福島由紀/松本麻佑:女子ダブルス
- 中西貴映/岩永鈴:女子ダブルス
上位進出を期待したい候補
- 宮崎友花:女子シングルス
- 保木卓朗/小林優吾:男子ダブルス ※小林の状態確認が必要
- 熊谷翔/西大輝:男子ダブルス
ドロー後に評価したい種目
- 霜上雄一/保原彩夏:混合ダブルス
- 渡辺勇大/田口真彩:混合ダブルス
これは正式なメダル予測ではなく、現在公表されている候補と直近大会を基準にした展望です。
対戦相手とシードが分かれば評価は変わります。
本番直前に確認したい5つのポイント
アジア競技大会2026バドミントンを追うなら、本番前は次の順番で確認すると分かりやすくなります。
- JOCによる正式TEAM JAPAN発表
- 小林優吾を含む負傷・コンディション情報
- 団体戦の登録メンバーとオーダー
- 個人種目のドローとシード
- 9月20日からの団体戦での試合内容
特に今年は、5月の代表候補発表から世界選手権までに状況が動いています。
山口と奈良岡は世界選手権決勝進出で評価を高める一方、男子ダブルスでは怪我による不確定要素があります。
ランキングだけを固定して見るより、最終代表・直前のコンディション・ドローの3つを更新しながら予想する方が実戦的です。

よくある質問
アジア競技大会2026のバドミントンはいつですか?
団体種目が9月20日〜24日、個人種目が9月25日〜29日に行われます。
会場はどこですか?
愛知県一宮市の一宮市総合体育館です。
バドミントン日本代表は確定していますか?
8月27日時点では、日本バドミントン協会が発表したのは代表候補です。正式なTEAM JAPANはJOCが認定・発表します。
日本の最大のメダル候補は誰ですか?
現状では、世界選手権決勝まで進んだ山口茜と奈良岡功大が大きな注目選手です。女子ダブルスの福島由紀/松本麻佑、中西貴映/岩永鈴も有力候補として注目できます。
6月に追加選出された山下恭平/岡村洋輝はアジア大会代表ですか?
現時点で確認できる6月11日の発表は、2026年ナショナルチームへの追加選出です。アジア競技大会の候補追加とは明記されていないため、本稿では正式なアジア大会候補として扱っていません。
保木卓朗/小林優吾は出場しますか?
5月19日のアジア大会候補には入っています。ただし、小林の怪我を理由に8月の世界選手権を辞退しているため、アジア大会については最終代表発表と最新のコンディション情報を確認する必要があります。









